島崎株式会社が環境経営の取組みをスタートしたのは、
2015年に国連でSDGｓが制定される前の2009年からでした。
その年に弊社と同じ埼玉県秩父市に本社があり、
既に環境経営に力を注いでおられたキヤノン電子株式会社様の工場見学をきっかけに
自分たちでできることから取り組みをしてみようとスタートしたのがきっかけでした。
その後、電気使用量の削減、排出するごみの削減、文房具の共有化など小さなことではありますが、
進捗状況を常に見える化することで、現在でも全社員が意識を持って継続的に取り組んでおります。
実際に取り組みをスタートする前の2008年との比較では電気の使用量、
ごみの排出量はともに50％以下の状態になっております。
またここ数年、アパレル業界の廃棄問題が大きな話題になっており、弊社も以前は年度末に
廃棄焼却処分を実施しておりましたが、2020年には製品廃棄ゼロを実現し、
2022年からは資材廃棄ゼロを実現すべく新たな取り組みをスタートしております。
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主に、廃棄物の削減・３Ｒの促進・省エネ活動に取り組んでおります。
・印刷、PDFのスキャン枚数を月次管理し、ペーパーレス化を推進しています。
・廃棄物の分別回収をしています。
分別回用ゴミ箱
・乳がん患者向け商品「エンジェルパッド」に使用するポリウレタンは、
リサイクルされた再生ポリウレタンを活用しております。
・裁断残の生地を再利用して布ナプキン生産を行い、廃棄物の削減を実行しております。
・コピーの裏紙を使用し、紙ゴミのリデュースを行なっています。
・在庫棚をプラスチック製から紙製にし、再生しやすい素材を優先して活用しています。
布ナプキン
紙製在庫棚
・デマンドコントロールにより消費電力を抑え、CO2削減を図ります。
・社内省電力蛍光灯の設置と、各フロアに電源スイッチを複数設置し、
事務所は全ての蛍光灯にプルスイッチを付け、こまめな消灯による省エネ活動を実施しています。
・「見える化ボード」に水道光熱費を掲示し全社員による省エネの意識の徹底を図っています。デマンド（契約電力）平均値グラフ
社内省電力蛍光灯に変更、
プルスイッチを設置。
見える化ボード
・乳がん全摘用バストパット「エンジェルパッド」の販売を通じ、
環境に配慮した再生材を使用した製品を普及させるとともに、全ての人に健康な生活を
提供することを目指します。
また、エンジェルパッド用のブラジャーの展開も行っています。
・秩父市と陸前高田市へ布マスクを寄贈させていただきました。
乳がんで乳房を失った方のための
エンジェルパッド
布マスク
